タウン情報まつやま2020年1月号掲載
あまおとめ
「とちおとめ」と「さがほのか」を交配して誕生した品種。大玉で、果皮は橙赤色で光沢が良く、香りと糖度が高い。収穫時期は11月上旬から6月下旬と長い期間流通するのも魅力。
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CHECK!いちごのつぶつぶは種じゃない!?
いちごについているつぶつぶの正体は果実。その粒1つひとつの中に、種が入っているのだそう
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CHECK!いちごとハチの甘い関係
形の良いいちごが実るためには、ミツバチによる受粉が重要。ハウス内を自由に飛び回り、役目を果たしている
「あまおとめ」や農業を通しJAひがしうわの魅力を発信
海岸部、中山間地帯、山間盆地と多様な地形・気候の特徴を持ち、県内有数の多品目産地として知られる西予市。そんな西予市宇和町で、1万8千株の「あまおとめ」を両親と共に栽培する梶原雅嗣さんは、日々いちご作りに情熱を注いでいる。
一度は東京で仕事に就いたが、子どもの頃から親しんでいた農業を継ごうと決意しUターン。仕事としてはゼロからの挑戦だったが、両親をはじめ、同じ農業の道を進む地元の仲間たちが農業について一つひとつ教えてくれたという。
梶原さんは、「糖度や形を統一し難いのがいちご作りの難しいところ。だけどそこが面白いんです。そして、消費者の『美味しい』という声を聞いたときが一番嬉しいです」と話す。より多くの人にいちごの魅力を発信すべく、農作業の傍らいちごの加工品にもトライ。
「そのままのいちごだけではなく、いろいろな形でJAひがしうわのいちごを楽しんでもらいたい」と笑顔を見せてくれた。
生産者
JAひがしうわ
梶原 雅嗣さん
東京から地元・西予市宇和町へUターンし、両親の下で就農。いちご以外にも水稲、麦、大豆など、様々な農作物を栽培している
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